CAMERA OBSCURA

スナップ写真と日々の雑感

モノクロの魅力は非日常感

以前カラーで撮れるのに、わざわざモノクロで撮る意味というものを考えたことがありました。 

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 そのときは結論が出ませんでしたが、最近ではモノクロの魅力は非日常感が出ることなんじゃないかな、と思い始めています。

今の時代、世の中にはカラーが溢れています。もちろん私たちの見ている世界はカラーなので、カラーでものを見るのは日常的と言えます。

そこでモノクロという色の欠けた世界を見ると、何となく非日常感を感じるのかなと思います。いつも見慣れた近所の風景も、モノクロで撮ると見慣れない世界のように感じます。

では昔は写真もテレビもモノクロだったから、非日常感ばかりだったのか?と言われると、そうだと思います。そもそも風景や人間が印画紙やブラウン管に映ること自体が非日常感だったので、バリバリ非日常感だったと思います。

そして時代は進んでカラー写真、カラーテレビになり世の中はカラーだらけになりました。すると不思議なことに写真やテレビは日常的なものになってしまいました。

そんなカラーが日常になってしまった現在でも、モノクロが変わらず非日常感を持ち続けているというのは、なんだかおもしろい現象ですね。

血に鉄分が足りない

世の中には鉄分が濃い血の人がいます。列車の形式とか型番とか全部覚えているような人。全国の時刻表を把握していて、下手に列車内の動画を上げたりすると、あっという間に時間と場所が特定されてしまうなんてこともあります。

わたしはああいう何かに熱中できるタイプではないので、ああいう鉄分の濃い人たちには感心します。稀に熱中しすぎて迷惑行為をする鉄分の濃い人もいますが、ごく一部の人たちでしょう。

列車だけでなく、艦船や飛行機、自動車や重機などにも詳しい人も大勢います。ほんとにすごい。ああいう人たちってどうやって種類とか覚えているんでしょうか。

今なら書籍やネットがあるので調べようと思えば調べられますが、ネットのない時代なんかだとどうやってその情報を調べてたのか。さらに現存しない大戦中の戦艦の見分け方とかどうやって覚えたのか。

ほんと好きに対するエネルギーがものすごい。

そんな熱い人たちに比べて、わたしの血には鉄分が薄く感じます。列車よりもどちらかというと敷いてある線路のほうが好きという感じです。とはいっても線路の幅とか、スイッチング装置とかに詳しいわけではありません。

街に残っている廃線跡の面影が残っている道路とかを歩いて喜んでいるくらいのささやかな趣味です。

鉄道写真はそれこそ好きな人が上手い写真を撮るので、そんなに詳しくないわたしはほどほどに撮ってお茶を濁しておくのです。

魔都名古屋

魅力のない都市に必ずと言っていいほど上位にランクインする名古屋です。

タイトルに魔都と付けましたが、魔都上海と聞いたことがあったので名古屋にも魔都って付けたら面白いかなと思っただけです。特に意味はありません。

ですがネットで調べてみたら、名古屋に魔都を付けた方が他にもいらしたようです。その方は毎年ノーベル文学賞を取る取る言われていて、なんかムラムラしそうな名前の作家さんでした。

わたしはその人の作品を全く読んだことが無かったので、偶然とはいえ同じことを考える人がいるもんだと笑ってしまいました。

そんな名古屋ですが、人が多く行き来する名古屋駅で降りて、高い建物の間を歩いてスナップしていてもいまいちピンときません。なんか微妙な雰囲気?掴みどころのない街というか、よくわからない街です。

そこで高層ビルが立ち並ぶ駅前から少し歩いて、離れた場所で撮ってみたところ、名古屋の街がなんとなく理解できそうな気分に。

おそらく名古屋は住宅が商業地区にかなり近い街なんじゃないかと。なのでこういうふうに住宅越しに名古屋の都市部を撮ると、名古屋っぽさが出てる気がします。

なんだか住宅街にいきなり巨大モノリスが現れたような、そんな日常と非日常の距離が近い街が名古屋。なんとなく魔都名古屋という言葉が浮かんだ理由が、わかった気がしました。

機械に潜むモノ

名古屋の白川公園に、無人深海探査機のドルフィン3Kが野外展示してあります。かなりメカメカしいので、「メカメカのメカー」と嬉々として撮影していたら、ふと何か違和感を感じました。

おかしい、誰かに見られている気配がする・・・しかし周りに人はいません。

ですが確実に視線を感じる。

どこだ・・・どこから見ているッ!?

そして注意深くメカの中に目を凝らしてみると・・・

\テッテテーン/

はい、ネコちゃんでしたー

写真の画面中央に毛の長い種類と三毛猫のミックスみたいなネコちゃんが、じっとこちらに視線を向けています。

いつからそこにいたの?そこが君の家なのかい?深海探査機だから魚の臭いがしたのかい?そのメカと融合してしまったのかい?

いくら訪ねても、ネコちゃんは何も答えてはくれない・・・

寒い冬にはエンジンの熱が残っている車のボンネット裏に入るネコちゃんがいます。なので無人深海探査機の隙間に入り込むネコちゃんがいても何ら不思議はないのですが、びっくりしたなぁ、もう。

カメラ初心者にお勧めのカメラは?

カメラ初心者にはどんなカメラがピッタリなのでしょうか。

ぶっちゃけますが、「予算があるなら好きなのを買え」です。予算が潤沢にあるならフラッグシップだろうがフルサイズだろうが中盤だろうがなんでも買ってください。

初心者なのにそんなのを買って使いこなせないだろ、という声もあると思いますが免許取り立ての初心者がいきなりハイパワースポーツカーなどに乗るのとは違って、カメラは別に事故を起こしたりしません。どんな高性能なカメラでも使っているうちに慣れます。

なのでお金のある人は好きなものを買いましょう。最初から全部入りのフラッグシップに触っておけば、中級モデルやエントリーモデルの良いところもわかるようになります。

でも初心者ということは、この先カメラを趣味にできるかどうかの境界線上にいる人がほとんどだと思います。そういう人がいきなりカメラに10万、20万、30万、100万かけるには躊躇するでしょう。

なのでそういう人は中古で5万以下でボディとレンズが揃えられるくらいから始めればいいでしょう。中古に抵抗がある人もいると思いますが、よっぽどデジタルカメラ黎明期のカメラじゃなければ普通に使えます。

中古でカメラを買って写真を撮ってみて、楽しいと感じたら新品にステップアップすればいいのではないでしょうか。なんというありきたりで無難なアドバイス。

ではメーカーはどこがいいか?私はデジカメは富士フィルムとオリンパスしか知らないので、メーカー別の特徴などの的確なアドバイスはできません。ただ言えることは、自分の手で持って構えてみて、自分の目でファインダーを覗いてみて、なにも心に響かなかったら買わないほうがいいかもしれません。

結局カメラって、気に入ったカメラでなければ持ち出さなくなります。持ち出さなければ自分の部屋だけ撮ることになります。なので次第に使わなくなってしまいます。

自分が気に入ったカメラならいつでも持ち歩きたくなり、シャッターチャンスが増えることになります。

なので初心者が最初にカメラを買うときは、新品でも中古でも自分で持って触って構えて覗いて、気に入ったものにしたほうがいいでしょう。

デザインに一目ぼれして買うという場合もあるでしょう。それも立派な理由です。わたしの場合もX100Fはデザインが9割購入理由ですし。

そんなわけで結局初心者にお勧めなカメラは「気に入ったやつ買え」になってしまいます。なんの参考にもなりませんでしたね。すみません。